長襦袢がない方必見!リーズナブルでお手入れも簡単な半襦袢のご紹介(卒業式編)
成人式を終えると、次はご卒業式です。
きもの利久にて成人式のお手伝いをさせていただいた皆様も、振袖で出席しようか、それとも袴を着けて出席しようかと、お友達と相談しながら決められる方が多くいらっしゃいますが、今回ご依頼頂いたお客様は、大切な方から譲り受けた着物を卒業式に着ていきたいという事で、着物や袴の点検から当日の着付に必要な小物のチェックをさせて頂きました。
着物は大切にされていた事が一目でわかるほど綺麗に保管がされており、着用前にお手入れする必要は一切ございませんでしたが、唯一、襦袢(じゅばん)だけが足りない状態でした。
襦袢は一緒に頂いていないという事で、3万円から5万円程度の費用をかけて新調するか、それとも古いものを洗い張りなどして仕立て替えるのかと、色々と思案をなさいましたが、一番リーズナブルで着心地が良い方法として、今回は「半襦袢」をご提案させて頂きました。
こちらの半襦袢は、長襦袢と同様の仕立て方で、身丈の長さのみ短くなっているものです。日常生活で着物を着られる方達がよくお召になるものです。
生地は見頃の部分(胴体の部分)を吸湿性と保温性に優れた「さらし」を使い、袖と衿は可愛らしさも出しつつ、お手入れがしやすいようにとポリエステルの生地で制作をさせて頂きました。
袴をつけた時に、少し歩きづらく感じる事があるかと思いますが、こちらの半襦袢でしたら裾の部分の生地が無いので、足さばきも幾分楽にできますし、費用も新調するよりも仕立て替えるよりもだいぶ安く済みますので、ご好評いただいております。
同じような悩みをお持ちの方や、普段に着物を着るけど半襦袢は知らなかったという方は是非1枚試してみて下さい。きっと、もう1枚と言いたくなるぐらい便利だと思います(笑)