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七五三っていつするの?七五三を行う年齢や時期・お詣りする場所について

お子様の成長を祈願する「七五三」はその名前の通り、七歳・五歳・三歳で行うという事は分かっていても、いつ行うのかについては数え年・満年齢など考え方は様々なになってきました。

そもそも七五三は3歳の「髪置きの儀」、5歳の「袴着(はかまぎ)の儀」、7歳の「帯解(おびとき)の儀」に由来するものですので古来の考え方を参考にすると数え年で行うのが正式とされてきました。しかし、最近では体の大きさやお子様の状態、ご兄弟の有無などによって満年齢での七五三を選ばれる方も多くなってきました。今回は七五三を行う年齢や時期などについてまとめてみたいと思います。

七五三を数え年で行う場合

数え年は、生まれた時を1歳と考え、1月1日を境に歳をとっていくという考え方です。江戸時代ぐらいまではこの考え方が一般的でしたが、西洋の文化が次第にはいってくるにつれ満年齢という考えが定着し現代に至っています。数え年で七五三をされる場合は以下のようになります。

2020年に数え年で七五三をされる方

数え年の計算の仕方:今年の西暦-生まれた年の西暦+1歳=数え年

7歳:2014年生まれの方
5歳:2016年生まれの方
3歳:2018年生まれの方 が対象となります。

満年齢で行われる場合

最近では満年齢で行われる方も多くいらっしゃいます。満年齢で行う事を決められた方達は以下のような理由で決められているようです。迷われている方は参考にしてみて下さい。

・神社での参拝や写真撮影などの長時間の移動に耐えられない可能性がある
・お兄ちゃん(お姉ちゃん)と一緒に七五三のお祝いをしたいので時期をずらす
・身長などが少し小さめなので1年待ってからしたい
・両親の仕事の都合で今年よりも来年の方がゆとりがあるから
・妊娠中でお宮参りと兼ねて七五三をしようと思うから

2020年に満年齢で七五三をされる方

7歳:2013年生まれの方
5歳:2015年生まれの方
3歳:2017年生まれの方 が対象となります。

また、早生まれの方等は生まれ年よりも生まれた年度(学年)を意識してお友達と一緒に御祝い出来るようにという事で七五三を行われる年齢を考えられる方もいらっしゃるようです。
このように、現代ではご両親の状況や考え方・地域性や祖父母の意見等を考えながら自分達の状況に合わせて七五三の時期は選ばれているようです。

七五三詣りを行う時期はいつが良いの?

七五三詣りを行う日程は基本的には11月15日に定められています。これには諸説あり、全ての数字を足すと縁起の良い「8」という数字になるからや、徳川綱吉が息子の健康祈願を行った日に因んでいる等ございますが、様々な理由により11月15日が縁起が良い日という風にされてきました。現代ではご両親やご家族のスケジュールに合わせて10月~12月の週末を希望される方が多い様ですが、混雑などを避けて平日に実施される方も最近では多いようです。

七五三詣りはどこに行っても良いの?

基本的には、生活している土地での健やかな成長を祈願するという意味合いが強かったので、近くの神社に行かれる方が多かったようですが、最近では土地の神様だけではなくお子様の将来を考え学問の神様である太宰府天満宮や、出産祈願に伺った水天宮や縁のある神社にお参りされる方も増えてきております。また、その後のお食事やご両親へのご挨拶なども考えて場所を決められる方もいらっしゃるようです。

七五三の際して頂いたお祝いやお返しについて

七五三詣りの準備を行う為にご両親などにご連絡をされるとお祝いのお話もいただく事があると思います。この時に頂くお祝いについてはお子様の成長を願ってのものだと思いますので基本的にはお返しは必要ないかと思いますが、最近では七五三当日のお食事にご招待するご家庭や内祝いとしてお返しを準備されるご家庭も増えてきているようです。

七五三詣り 謝礼の相場とのし袋の書き方

神社やお寺などで七五三のご祈祷をお願いする場合は、一般的に初穂料と呼ばれる謝礼をお渡しします。あらかじめ金額の設定をされている神社やお寺もありますが、相場としては5,000円~10,000円程度と言われておりますので、事前に確認しておくと良いと思います。

また、初穂料をお渡しする時はのし袋に包んでお渡しするのが礼儀です。その際は蝶結びになったのし袋の上段に初穂料とかき、下の段にお子様のお名前をフルネームで書きましょう。また、こちらについても神社によっては祈祷料という事で別紙に記載しのし袋に入れえ来なくても良いという風に言われる場合もありますが、その際には封が開けやすい状態の封筒型ののし袋を選んでお持ちになると良いと思います。

いかがでしたでしょうか?
七五三の時期や年齢についての考え方は様々になってきましたが、お子様の成長を祈願すると共にご両親を含めたご家族の大切な行事として考えられる方が増えてきているようですので、七五三を迷われている方がいらっしゃったら、是非参考にして頂ければと思います。

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