【お宮参り】当日に失敗しない為の準備とポイント
行くべき日取りやお参りする神社がきまったら、いよいよ本番っとその前に、まだまだ色々と準備をしておいた方が良いポイントがありますので、その点も踏まえて今回はご紹介していきたいと思います。
お宮参り当日はどんなスケジュール?
お宮参り当日はお子様の機嫌と時間との勝負。そう考えられる親御さんも多いと思いますので、皆さんがどんなスケジュールで動いているかを弊社から太宰府天満宮にてお宮参りをされる方の例をご紹介したいと思います。
10:00 来店 まずがお祖母さんの着付からスタート
その間にお母さんはお子様へのミルクタイム。
10:30 着付 ひとしきりミルクタイムが終わって穏やかなうちにお母さんの着付です
11:00 撮影 皆さんの衣装がばっちりになったところで店内にて写真撮影
11:30 出発 天満宮までは徒歩8分程度。車で近くまで行かれる方も多いです。
11:45 受付 お宮参りの受付を行う
12:00 参拝 昇殿した後にお祓いをしてもらいます。
12:30 移動 弊社へ戻ってきて頂き着物を脱いで頂きます
13:00 食事 弊社内でお祝い膳をお召し上がりいただきます
14:00 終了 荷物を持ってご帰宅
弊社のように着付から撮影、そしてお祝いの食事までをワンストップで出来る所は、概ねこのような流れでスケジュールを組まれているお客様が多いようです。また、各所にまたがって行う場合の時間調節などはミルクの時間などを気にしなければならないお母さんが行ってしまうと非常に大変なので、お父さんが率先してやって頂く事をおススメします。
写真撮影について
最近は様々な形態のフォトスタジオがありますが、お宮参りの場合は、その後お食事などをされる場合は、そのお近くで見つけられるのがおススメです。また、お宮参りの撮影の場合は、多くの場合アングルに大きな変化はないように思いますので、その写真だけで良ければ近くを選択されても問題ないかと思いますが、いわゆるスナップ風な写真やストーリーに沿った写真をご希望の場合は、それに合わせた撮影が出来る所を選ばれると良いと思います。また、最近では屋外までついて撮影してくれるところもありますので、その後どんなものを残したいかによって選ばれるのも良いかと思います。
着付について
着付も同じくお参りされる所の近くを選ばれるのが良いと思います。弊社の場合ですと、太宰府天満宮を始め宇美八幡宮や二日市八幡宮にてお宮参りをされる方が多く利用されますが、どちらも車で10分~15分以内では到着できる場所です。あまり長時間になってしまうとお子様の機嫌を損ねてしまう可能性があるので着付をして頂く場所にも注意した方が良いと思います。また、お母さん自体の体調についても注意を払う必要があります。産後すぐという事もありますので、着付をして頂いている時に少しでも苦しいポイントがあったら、その場でお伝えする方が良いと思いますが、このような着付を何度も行っているかを事前に確認しておくのも良いと思います。
お食事会について
緊張から解放されたお食事を楽しんで頂く為にも、お子様がゆっくりとできるスペースがあるかがポイントです。個室でお座敷タイプなのか?洋室でもバウンサーやベビーベットのようなものを貸して頂けるのか?もポイントだと思います。何かにつけてお子様中心になってしまいますが、そのようなポイントを考えていないと当日苦労してしまったというお話を伺うので備えあれば患いなしという事だと思います。またお食事の内容についても、弊社の場合ですとお祝い膳をご希望の方と普通のメニューを少し豪華にとオーダーされる方と半々のようですので、そこは好みに合わせて頂いても問題ないかと思います。
当日の持ち物について
当日はスムーズに行っていく為には、不測の事態も考えた準備が必要です。しかし、あまり多く持っていきすぎると邪魔になる。そこのポイントを押さえつつ、これまでのお客様がお持ちになったものは以下のようなものでした。
準備する物
おむつ、おしりふき、タオル、バスタオル、ミルクで汚れた時の着替え、おむつや汚れた服などを入れる袋、赤ちゃんが気に入っているおもちゃ、授乳用ケープ、哺乳瓶(粉ミルクの場合はそれに準ずるもの・母乳の場合は搾乳したもの)、母子手帳、健康保険証、乳児医療証、初穂料(5,000円~1万円)
加えて、一眼レフカメラやビデオカメラをお持ちになる方もいらっしゃいますが、それは人数が多い場合に手が空いている方が持っているといった印象です。また、母乳の場合は着物を着た後でもできない事はないですが、着崩れする可能性がありますので、その点を考慮すると事前に搾乳しておくことをお勧めします。急に粉ミルクにしてしまうと結果飲んでくれなくて・・・という事もたまにあるようですので準備の重要なポイントとなると思います。
お宮参りを成功に導く秘訣
これまでのお客様から頂いたお話を総合するとポイントは3点。
・移動は短く、できるだけコンパクトに
・準備物は入念にしつつ、量はすくなく
・役割分担を明確に、一人で抱え込まないように
最後の役割分担を明確に、一人で抱え込まないというのが一番伺う点だったと思います。初めてのお子様の場合ですと、お母さんも色々と自分の思いがあり自分ですべてを準備する事もあります。その場合、一緒にお宮参りする人たちが何を手伝えば良いのかとあたふたしたり、スケジュールが押して、各所に連絡したりの作業をお子様を抱えながら四苦八苦されたというお話を伺ったこともあります。そうならない為にも、どんなスケジュールで、どこに行くのか?誰に何をお願いしたいのか?を明確にしておくとスムーズに行くようです。まだ慣れない事で、中々相手のご両親にお願いできないなどの不具合が起きないようにお二人でよく話し合われながら準備を進めると良いと思います。
いかがでしたでしょうか?
お宮参り当日を楽しく過ごす為には、色々とポイントがあったかと思います。弊社が着付・写真撮影・お食事がワンストップで出来るようになりましたのも、今のようなお客様からの声からです。その結果、着物を着ていても楽しめたと言って頂ける方も増えているように感じているので、最後にお伝えした移動・準備・役割分担の3つのポイントを重視しながら楽しいお宮参りを迎えて頂ければと思います。